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「嘘つきな青 ― 空色少女の物語 ―」(完結)
誰もが魔法が使える世界で、少女は使えなかった。
少女は血の繋がらない家族と暮らしながら、いつか魔法が使える日を夢見る。
ある日、翡翠色の蝶を見かけるようになってから少女の世界は少しずつ変化していった。
これは、神様が落とした七つの童話と優しい人達の嘘の物語。
「嘘つきな青 ― 外伝 君に贈る物語 ―」(完結)
ある森に家族が住んでいた。
一人は魔法生物学者の男。一人はその弟子の少年。
一人は魔法が使えない少女。
この家族は、誰も血が繋がっていない。
それでも、確かに「家族」だった。
これは少女が目覚める前の、君に贈るささやかな日常の物語。
「嘘つきな青Ⅱ ― 橙色の彼女 ―」(休載中)
学園都市『マギリオ』には妖精がいるらしい。
少女は学園都市でティミーと友達になるが、誰も彼女を知らないというのだ。
そんな中、学園都市では妖精と親睦を深める夏至祭が始まろうとしていた。
これは、大人になりたくなかったわたしたちへ贈る優しい嘘の物語。
illustrator:まりも
現代怪奇譚 / オムニバス作品
ある地方に『常露町』と呼ばれる小さな町があった。
その町には怪異が集まりやすいという。
「それら」はひっそりと、時には寄り添うように人に憑いてくる。
これは怪異に直面した彼女と彼らの「呪い」と「祈り」の物語。
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第一弾
「わたしはあなたをみとめません」(完結)
こわいはなし、する?
小学五年生のとき、私は「常露町」に引っ越してきた。
クラスに馴染めない私に声をかけてくれたのは、すずかちゃんという女の子だった。
彼女は気づいてくれたのだ。私の、耳の、秘密を。
こんな話をしても誰も信じてくれないでしょうね。
けれどこれは、私が体験した本当の話。
illustrator:和人
「雨降り町に君はもういない」(完結)
僕は君に恋をした。けれど、君は人形だった。
今日も町に傘が咲いた。
魔法使いの呪いによって、雨が降り続ける「雨降り町」。
人々は高台に移り住み、残された町は湖に沈んだ。
雨が降り止まない町のガラクタの中に、君を見つけた。
これは人形に恋をした少年「ボク」と人形である「君」の秘密の物語。
登場人物
illustrator:こは
「花喰い娘と夢を喰う魔物」(完結)
親愛なるあなたに、この物語を贈ります。
少女は塔の中でひとりきり。
花を食べる少女は人を避け、自ら塔の中に閉じこもった。
食べることがやめられない少女の前に、夢を喰う魔物だと名乗る青年が現れる。
青年は言う。
「君の夢をくれたら、願いを叶えてあげる」
少女は言う。
「わたし、花を食べるようになってから見ていません」
青年と少女の童話を模した物語。
登場人物
illustrator:こは
緑の靴を履いたのは、つい最近のことだ。
書生さんが空を仰ぐと大樹があった。
即興企画「ぽけっとの話」から生まれた少年と少女のお話。
Twitterの書き出しタグより。さきはさんの書き出しをお借りしました。
「ツナギ屋」と名乗る人のちょっと毒のある話。
折本プレゼント企画で作ったもの。テーマは「飴玉」
創作クラスタお茶部作品集
部誌2 「お茶都市物語」
部誌4 「その祭りの茶は」
「橋の下で眠る影」
小説家になろう企画「夏のホラー 2016 - 六箱怪談 -」
寄稿作品
「ムンテスピフと私」 (大宙 圭様 「スジャックカンルと15月の夜」より)
「異類蒐集」 (「雪色の微熱(青年✕雪女)」を担当)
一次創作同人誌webマガジン「KITAB!」「KITABI!2」
「嘘つきな青 ー空色少女の物語ー」と「ひがんおくり」を掲載して頂いてます